遺品整理をすると衣類や家具、雑貨などのゴミが大量に出てくることも多いです。しかし、どのように捨てるのが適切か、わからない場合もあるでしょう。そこでこの記事では、遺品整理で出たゴミの処分方法と回収業者に依頼するメリットをご紹介します。

この記事を読むための時間：3分

遺品整理で出たゴミの分類について

遺品整理で出たゴミは「家庭系一般廃棄物」に分類されます。家庭で出る他のゴミと同じ扱いになるので、家のゴミとまとめて出すことも可能です。ただし、可燃や不燃、資源、粗大など分別をする必要があるため、ゴミに出す場合は自治体のルールに従いましょう。

遺品整理で出たゴミの処分方法

遺品整理で出たゴミの処分方法を、3つご紹介します。

• 一般ゴミとして出す
• 自治体のゴミ処理施設に持ち込む
• 回収業者に依頼をする

一般ゴミとして出す

遺品整理で出たゴミは、一般ゴミとして処分できます。家庭で出る他のゴミとまとめて出せるので、手軽に捨てるなら一般ゴミが良いでしょう。しかし、自治体のルールに沿って分別する必要があり、曜日ごとに捨てられるものが変わるので、一定期間ゴミを自宅で保管しなくてはいけません。

自治体のゴミ処理施設に持ち込む

遺品整理で出たゴミは、自治体のゴミ処理施設に持ち込みをして処分することもできます。一般ゴミでは曜日ごとにしかゴミを出せませんが、ゴミ処理施設に持ち込む場合は、分別していれば可燃も不燃も一度に出せるので自宅でゴミを保管する必要がありません。しかし、自分で運搬する手間があるだけでなく、ゴミの量や大きさによって費用がかかるので、事前に調べてから持ち込みましょう。

回収業者に依頼をする

遺品整理で出たゴミは、不用品回収業者に依頼をして引き取ってもらうこともできます。大量にあっても一度に引き取ってもらえるので、ゴミの量が多い時は回収業者だと楽でしょう。しかし、一般ゴミやゴミ処理施設への持ち込みと違い、回収業者への依頼料がかかるので、費用を抑えたい場合は相見積もりを取るなど工夫する必要があります。

遺品整理で出たゴミを回収業者に依頼するメリット

遺品整理で出たゴミを回収業者に依頼するメリットを、3つご紹介します。

• 分別をしなくて良い
• 持ち運ぶ手間がない
• 都合の良い時に依頼できる

分別をしなくて良い

遺品整理で出たゴミを回収業者に依頼する時は、基本的に細かい分別をする必要はありません。家具や家電、衣類、雑貨、本など、分別をしていなくても全て一度に引き取ってもらえます。ゴミの分別は時間がかかるだけでなく、故人が住んでいた自治体のルールに合わせる必要があるので、時間が取れない場合は、業者に依頼すると良いでしょう。

持ち運ぶ手間がない

回収業者に依頼をすると、故人の家まで出張してくれるので、重い荷物などを持ち運ぶ必要がありません。大型の家具や家電も運搬してくれるのは、手間がかからなくて良いでしょう。ただし、業者によっては部屋の外に出して欲しいなどの要望がある場合もあるので、依頼の際はよく確認する必要があります。

都合の良い時に依頼できる

回収業者に依頼する時は、自分の都合の良い日時を設定できます。休日や仕事が終わった後など、好きな日程と時間帯を選べるのは、忙しい人には嬉しいでしょう。日頃から仕事や家事で時間に余裕がない人は、回収業者に依頼するとゴミの処分をスムーズに終えられます。

遺品整理で出たゴミは適切に処分しましょう

遺品整理で出たゴミは、家庭系一般廃棄物に分類されます。家庭で出る他のゴミと一緒に捨てられるので、手軽さを重視するなら一般ゴミに出すのがおすすめです。しかし、量が多かったり持ち運ぶのが大変だったりする時は、回収業者に依頼をすると手間をかけることなくゴミを処分できます。遺品整理で出たゴミは適切に処分して、作業を終わらせましょう。