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遺品と形見の違いは?遺品を形見分けする際の注意点も解説!

形見になる遺品

 

身内が亡くなった時は、親族で協力して遺品整理や形見分けを行います。しかし、遺品と形見は何が違うのか、よくわからない人もいるでしょう。そこでこの記事では、遺品と形見の違いと遺品を形見分けするときの注意点をご紹介します。

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遺品と形見の違い

遺品と形見の違いについて解説します。

遺品

遺品とは、故人が所有していた持ち物全般のことです。家具や家電、衣類、本、雑誌、写真など、故人が住んでいた家にあるもの全てが遺品になります。また、基本的に財産的価値の低いものを指すため、価値の高いものは遺産と言います。

形見

形見とは、思い入れの強い遺品のことです。遺品の中でも特に思い出深く、故人が日頃から身につけていたもの、大切にしていたものなどを形見として分類します。例えば、結婚・婚約指輪、腕時計、メガネなどが形見になります。また、形見には明確な基準があるわけではないので、遺族が形見だと判断したものは全て形見として扱いましょう。

遺品整理と形見分けの違い

遺品整理と形見分けの違いを、以下の2つより解説します。

 

  • 作業内容
  • 行う時期

作業内容

遺品整理とは、故人の持ち物を整理して、必要なものと不要なものに分けることです。一方形見分けは、遺品の中でも特に思い入れの強いものを、家族や親族間で分け合うことです。

行う時期

遺品整理を行う時期は、宗教や生活環境によって異なります。仏教を信仰している場合は、亡くなってから四十九日間は故人の魂が現世にいると考えられているため、四十九日の法要後から遺品整理を行います。しかし、故人が生前に賃貸物件に住んでいた場合は、部屋を明け渡すために四十九日よりも前から遺品整理を始める人が多いです。

 

形見分けを行う時期も、遺品整理と同様に明確に決まっているわけではありません。基本的には遺品整理を終えた後、残した遺品の中から親族で分け合います。ただし、形見分けする遺品には稀に高額なものも混ざっているため、相続に影響しないよう財産分与を終えてから始めた方が、トラブルになりづらいでしょう。

遺品を形見分けする時の注意点

遺品を形見分けする時の注意点を、3つご紹介します。

 

  • 財産相続に影響するか確認する
  • 遺言書の内容を確認する
  • 使用できるか確認する

財産相続に影響するか確認する

遺品を形見分けする時は、財産相続に影響するか確認しましょう。あまりにも高価な遺品は、遺産相続に影響する可能性があり、相続人以外の人がもらうと贈与税がかかる場合もあります。そのため、形見分けする遺品が価値のあるものか事前によく確認することが大切です。

遺言書の内容を確認する

遺品を形見分けする時は、遺言書の内容も確認しましょう。遺言書は法的効力のある文書なので、形見分けについて記載されている場合は必ず従わなくてはいけません。人によって遺言書に書く内容は変わるので、事前に確認して相続のトラブルを防ぐ必要があります。ただし、遺言書は遺族が勝手に封を開けてはいけないので、見つけた場合はすぐに家庭裁判所へ検認を依頼しましょう。

使用できるか確認する

遺品を形見分けする時は、事前に使用できるか確認しましょう。家電などは使用できると思っていても、電源を入れると動かないなどがよく起こります。壊れているものを形見分けするのはマナー的に失礼なので、事前に使用できるか確認することが大切です。

遺品の形見分けは親族間で相談しましょう

遺品とは故人の持ち物全般を指し、形見とは遺品の中でも特に思い入れの強いものです。遺品整理は故人の持ち物を整理して仕分けするのが目的で、形見分けは思い入れの強い遺品を親族間で分け合うのが目的です。また、遺品を形見分けする時は、財産相続に影響するか、遺言書に書かれていないかなどをよく確認する必要があります。遺品の形見分けは親族間でよく相談して行いましょう。

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