ランドセルの正しい処分方法とは?供養すべき?注意点も解説
ランドセルは小学校を卒業すると不要になります。
処分するのは寂しい気持ちもあるため大事に取っておく親御さんもいますが、特に使い道がないため卒業して期間が空いてから処分する人も少なくありません。
本記事ではランドセルの正しい処分方法について解説します。
罪悪感なく処分する方法も解説しますので、ランドセルの処分に悩んでいる人はぜひご覧ください。
この記事を読むための時間:5分
ランドセルの正しい処分方法とは?
ランドセルの正しい処分方法は主に以下の6つです。
- 自治体に回収してもらう
- 粗大ゴミとして処分する
- 売却する
- 寄付する
- 神社で供養してもらう
- 不用品回収業者に処分してもらう
それぞれ解説します。
自治体に回収してもらう
多くの自治体では、ランドセルを可燃ゴミとして処分できます。
ただし、分別方法やサイズの制限が自治体ごとに異なるため、事前の確認が必要です。
サイズが大きくても可燃ゴミに該当する場合があります。自治体によって違いがあるため、適切な方法で処分することが大切です。
粗大ゴミとして処分する
自治体によっては、ランドセルが粗大ゴミに該当することもあります。
1辺が30cmを超えるゴミを粗大ゴミとして扱っている自治体は多く、ランドセルは可燃ゴミや粗大ゴミのどちらかに分別されます。
粗大ゴミとして処分する場合、事前の申し込みや手数料が必要になります。
粗大ゴミ処理券を購入し、回収日の朝に所定の場所に置いておきましょう。
売却する
リサイクルショップやフリマアプリで売却する方法もあります。
状態のよいランドセルは中古市場で価値があり、特にブランド品や状態のよいものは高値で取引されることがあります。
そもそもランドセルは新品で購入するのが一般的なため、中古で購入したい人は少ないと考えるかもしれません。
しかし、6年間使うことができずに壊れてしまい、同じようなランドセルを探している方は一定数います。
フリマアプリでは、数千円程度で取引されることが多く、状態がよければブランドに限らず全く価値がなくなることはないようです。
また、購入時の箱が残っていると、さらに高値で売却できる可能性があります。
寄付する
不要になったランドセルは、必要としている団体や個人に寄付する方法もあります。
ランドセルは耐久性が高く、6年間使用した後も十分に使えるものがあります。
NPO団体や児童養護施設、海外支援団体などがランドセルの寄付を受け付けています。
ただし、団体ごとに受け入れ条件や送料の負担などが異なるだけでなく、宗教上の理由によって革で作られたランドセルを送れない地域もあります。
ランドセルを必要とする子供たちに届けることで気持ちよく処分できます。
神社で供養してもらう
思い出の詰まったランドセルを処分することに対して罪悪感を抱く親御さんも少なくありません。
罪悪感が強いのであれば、神社で供養してもらうのがおすすめです。
ランドセルは6年間の思い出が詰まった特別な品物であり、感謝の気持ちを込めて供養することで、心の区切りをつけることができます。
多くの神社では、ランドセルを含む学用品の供養を行っています。供養の際には、事前に神社に問い合わせて手続きや費用を確認しましょう。
不用品回収業者に処分してもらう
ランドセルは不用品回収業者に依頼して処分してもらうことも可能です。
不用品回収業者は積み放題プランを利用すれば複数の不用品を安く処分できます。たくさんの不用品を処分する際にランドセルもまとめて処分してもらいます。
費用は自治体の回収より高くなる傾向がありますが、自治体のように処分するタイミングを決められることがないため、自分のタイミングで処分を依頼できます。
手間をかけずに処分したい方や、大量の不用品を一度に処分したい方におすすめです。
ランドセルの処分で高く買い取ってもらう方法とは?
ランドセルを高く買い取ってもらうための方法を2つ紹介します。
- きれいな状態で売却する
- 制服買取店を利用する
きれいな状態で売却する
ランドセルは新品で購入する人がほとんどのため、中古で売却するならできる限りきれいなものでなければなりません。
ランドセルは毎日使うため、使用感が出てしまうのは仕方がありません。砂や汚れがついた状態だと見栄えがよくないため、汚れを取り除いてから売却しましょう。
制服買取店を利用する
制服買取店では、学校の制服や体操服、上履き、ランドセル、スクールバッグなどを買い取ってくれる専門店です。
専門店は学校用品を求めて訪れる利用者が多いため、リサイクルショップなどで売却するよりも高い金額で買い取ってくれる場合が多いです。
ランドセルの処分に関するポイントとは?
ランドセルの処分に関するポイントを2点紹介します。
- 自治体によってゴミの分別に違いがある
- 不用品回収業者なら不用品をまとめて処分できる
自治体によってゴミの分別に違いがある
ランドセルの処分方法は自治体によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
ゴミの分別ルールは自治体ごとに異なり、可燃ゴミとして回収できる地域もあれば、粗大ゴミ扱いになる地域もあります。
名古屋市では粗大ゴミとして扱われますが、東京都では粗大ゴミ、可燃ゴミのどちらかで23区内でも違いがあります。
事前に自治体のホームページや窓口で、ランドセルの処分方法を確認しましょう。
不用品回収業者なら不用品をまとめて処分できる
ランドセルの処分と同時に、他の不用品もまとめて処分したい場合は、不用品回収業者を利用すると便利です。
自治体のゴミ回収では、処分できる品目や日程が限られていますが、不用品回収業者なら、一度に複数の不用品を処分できます。
ほかにも学校でいらなくなったものがあると思うので、まとめて処分するのによい機会といえます。
業者によって料金に差があるため、複数の業者から見積もりを取るのがおすすめです。
ランドセルの寄付の注意点とは?
ランドセルを寄付で処分したい方は以下に注意しましょう。
- 送料がかかる場合がある
- 状態によっては寄付できない
それぞれ解説します。
送料がかかる場合がある
ランドセルを寄付する際には、送料が自己負担となる場合があります。
寄付だと受け取り先が送料を払ってくれると思っている方も多いのではないでしょうか。
実は、寄付を受け付けている団体の多くは、寄付者に送料負担をお願いしているのです。遠方に発送すると費用が想像より高額になることもあります。
送料が無料で寄付できる団体もあるため、送料負担については事前に確認しておきましょう。
状態によっては寄付できない
ランドセルの状態が悪いと、寄付を受け付けてもらえない場合があります。
寄付先では、一定の基準を満たしたランドセルのみ受け入れていることが多いため、破損や汚れがひどいものは寄付できません。
よかれと思っていても状態を問わずに寄付してしまうと、寄付先への迷惑になりかねません。
ランドセルの状態を確認し、寄付先の受け入れ基準を満たしているか確認してから寄付しましょう。
まとめ:ランドセルの処分にはさまざまな選択肢がある
ランドセルの処分方法には、自治体での回収や売却、寄付、供養、不用品回収業者の利用などさまざまな選択肢があります。
ランドセルの状態や状況に応じてどうすべきか考えましょう。
また、きれいなランドセルであれば寄付や売却も可能です。最適な処分方法を選び、ランドセル生活に終止符を打ちましょう。
エコトミーでは不用品回収を行っており、ランドセルの処分も可能です。
少量での利用も可能ですが、積み放題プランを活用して多くの不用品を処分するとお得なため、活用してみてはいかがでしょうか。