電子レンジを処分する際は、自治体の規定に従って家庭ごみとして出すか、購入したお店で引き取ってもらう方法、またはリサイクルショップに売却する方法があります。

今回は電子レンジの具体的な処分方法に加えて、寿命が近づいているサインや、新しい電子レンジを購入するためのヒントもご紹介しています。電子レンジの処分方法で迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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電子レンジを処分するタイミングは？

電子レンジは日々の生活に欠かせない家電製品ですが、使用頻度が高いため、長く使ううちに不具合が出てくるケースもあります。

そのため電子レンジを処分すべきタイミングを知っておきましょう。以下では、電子レンジの処分を検討すべき具体的なサインを紹介します。

自宅の電子レンジの様子をチェックする際の目安にしてくださいね。

温まりにくくなった

電子レンジを使っていると、食べ物がいつものように温まらないことがあります。もしかしたら電子レンジのマグネトロン（電磁波を発生させる部品）の劣化が原因かもしれません。

マグネトロンが劣化すると、食品の加熱能力が低下し、電子レンジ自体が正常に機能しなくなることも…。

温めにかかる時間が長くなったり、食べ物がムラなく加熱されなかったりした場合は、買い替えや修理を検討するタイミングです。

ボタンが反応しない

電子レンジのボタンやタッチパネルが反応しなくなるのも、処分を考えるべきサインの一つです。電子レンジの操作部は、頻繁に使用されるため経年劣化しやすい部分です。

特にタッチパネルタイプの電子レンジでは、センサーの反応が鈍くなりやすく、加熱操作ができない場合があります。

操作ができないと、電子レンジとしての使用が難しくなるため、買い替えを検討するとよいでしょう。

途中で止まる

加熱中に突然電子レンジが止まることが頻発する場合、内部の故障が考えられます。加熱の途中で止まる原因としては、電子レンジ内部の回路の問題や、過熱を感知するセンサーの不具合が挙げられるためです。

使用中に何度も止まってしまうと、安心して使用できなくなるだけでなく、事故に繋がるかもしれません。特に電源を差し直しても同じ症状が続く場合は、早めに処分を検討した方がよいでしょう。

電源が入らない

電子レンジの電源が入らなくなるのは、典型的な故障のサインです。電源が入らない原因は、電源コードの断線や、内部の電子部品の故障などが考えられます。一時的なものではなく、再度試しても電源が入らない場合は、修理が難しいケースが多いため、買い替えを検討するのがよいでしょう。

火花が出る

電子レンジを使用中に火花が出る場合は、非常に危険な状態だと考えられます。内部の電磁波が不適切に放出されている可能性があり、場合によっては火災の原因となるかもしれません。

火花が出るのは、電子レンジの内部の金属部分に問題がある場合や、内部のコーティングが剥がれている場合などが考えられます。

安全面を考え、火花が発生した場合は、すぐに使用を中止し、速やかに処分を検討しましょう。

電子レンジの処分方法6選

電子レンジが故障したり、寿命を迎えたりした場合、どのように処分すればよいのでしょうか。

電子レンジは一般的に家電リサイクル法の対象外ですが、自治体や業者を利用した適切な方法での処分が必要です。ここでは電子レンジの代表的な6つの処分方法を紹介します。

• 自治体の粗大ゴミか燃えないゴミで捨てる
• 行政の処分場に持ち込みで捨てる
• 不用品回収業者に引き取りしてもらう
• 知人に譲る
• フリマアプリかオークションサイトで売却
• リサイクルショップに買取してもらう

それぞれくわしく見ていきましょう。

自治体の粗大ゴミか燃えないゴミで捨てる

多くの自治体では、電子レンジを粗大ゴミや燃えないゴミとして処分できます。自治体ごとに処分方法が異なるため、まずはお住まいの自治体のルールを確認しましょう。また粗大ゴミとして回収してもらうには事前に予約や申し込みが必要です。

処分にかかる費用は自治体によって異なりますが、数百円から千円程度が一般的です。粗大ごみの処分方法は、各自治体のホームページに詳しく記載されています。「○○（住んでいる地域）」+粗大ごみ」で検索できるため、チェックしてみるとよいでしょう。

行政の処分場に持ち込みで捨てる

自治体の処分場に自分で持ち込と、電子レンジを処分する方法もあります。持ち込みによる処分は、予約や手数料がかかるものの、すぐに処分したい場合におすすめの方法です。

特に引っ越しや大掃除などで他の不用品もまとめて処分するなら、行政の処分場への持ち込みが便利です。

ただし持ち込みは住んでいる本人しか受け付けてもらえません。友人や家族へ依頼する際は、委任状が必要となるケースがあるため、前もって確認しておきましょう。

不用品回収業者に引き取りしてもらう

不用品回収業者に依頼することで、手間をかけずに電子レンジを処分できます。回収業者は自宅まで引き取りに来てくれるため、大型の電子レンジや他の不用品と一緒に処分する場合に便利です。

ただし業者によって回収費用が異なるため、複数の業者を比較して料金を確認しておくとトラブルになりません。信頼できる業者を選ぶためにも、口コミや評判を調べておきましょう。

知人に譲る

まだ動作する電子レンジであれば、知人や友人に譲る方法もあります。特に、引っ越しや買い替えで不要になった場合、新しい持ち主に使ってもらうと無駄なく有効活用できるでしょう。譲る際は、動作確認をして問題がないことを確認し、引き取り方法についても相談しておくとスムーズです。

フリマアプリかオークションサイトで売却

動作する電子レンジをフリマアプリやオークションサイトで売却も可能です。電子レンジがまだ使える状態であれば、購入希望者を見つけてリサイクルも検討しましょう。

フリマアプリやオークションサイトでは、商品の状態や年式、機能などを詳しく記載し、写真を掲載することで購入者が見つかりやすくなりますよ。

売却する際は、配送方法や梱包にも注意し、取引がスムーズに進むよう心掛けましょう。

リサイクルショップに買取してもらう

リサイクルショップに持ち込んで買取してもらうのも、電子レンジを処分する一つの方法です。まだ使用可能であれば、リサイクルショップで査定を受け、買い取ってもらえます。

年式が新しいほど高額買取が期待できるため、買い替えの際には早めにリサイクルショップに相談しましょう。

ただし買取金額はショップによって異なるため、複数の店舗で査定を受けけ、一番納得できる価格で手放すのがおすすめです。

電子レンジを長持ちさせるために注意したいことは？

電子レンジを長く使うためには、適度なメンテナンスが必要です。ここでは電子レンジを長持ちさせるためのポイントを3つ紹介します。

こまめな掃除

電子レンジの内部は、食品の飛び散りや汚れが付着しやすい場所です。汚れが蓄積すると、加熱効率が悪くなり、故障の原因となるケースも。

使用後はこまめに内部を掃除し、清潔な状態を保ちましょう。焦げ付きや油汚れは早めに拭き取るだけでも、電子レンジは壊れにくくなります。定期的に掃除をすることで、電子レンジの寿命を延ばせるでしょう。

長時間の連続使用はNG

電子レンジは短時間で加熱する家電ですが、長時間連続で使用することは避けてください。長時間の連続使用は、内部の部品が過熱し故障の原因となることがあります。

特に大量の食品を一度に加熱したり、短時間で何度も使用する場合は、適度な休憩を挟みつつ行いましょう。正しい使い方を心掛けると、電子レンジの寿命を延ばせます。

寿命は一般的に10年程度

電子レンジの寿命は一般的に10年程度と言われているものの、使用頻度や手入れによって異なります。

10年以上使用している場合、徐々に加熱効率が低下することが多いため、買い替えを検討するタイミングです。

特に部品の交換が困難な古い機種は、修理よりも新しいモデルへの買い替えがよいケースもあります。

不用品はエコトミーに連絡するだけで簡単に処分出来ます！

電子レンジを処分する方法は様々ありますが、最も簡単なのは不用品回収サービスを利用することです。

「エコトミー」では、不要になった電子レンジや他の家電製品を迅速かつ手軽に回収可能。分別不要で最短即日に引き取りに伺います。

忙しい方や、自分で処分するのが難しい場合は、エコトミーにご依頼ください。面倒な手続きもなくスムーズに廃棄いただけます。