物屋敷の片付け方とは?放置するリスクや注意点・業者を利用するメリットも
物屋敷とは、家の中が大量のもので溢れている状態を指す言葉です。
物屋敷になった家を放置してしまうと、さまざまなリスクに晒されてしまいます。
ゴミ屋敷と違い、明らかにゴミと感じるものが少なかったり、害虫や悪臭がまったく発生していないこともありますが、その状態で放置することはおすすめできません。
本記事では物屋敷の片付け方、注意点、業者を利用するメリットを紹介します。
物屋敷を悪化させないように、本記事を参考にして片付けを進めましょう。
この記事を読むための時間:5分
物屋敷を片付けすべき理由とは?
物屋敷の状態でそこまで不便を感じずに過ごしている方もいるかもしれませんが、放置してしまうとさまざまなリスクがあります。
-
ゴミ屋敷化してしまう可能性がある
-
健康被害が出る可能性がある
-
物屋敷は火事のリスクが高いため
上記の3つを解説します。
ゴミ屋敷化してしまう可能性がある
物屋敷には、すぐにゴミだと判断できるものがほとんどありません。そのためゴミ屋敷と物屋敷は似て非なるものと考えられます。
一般的なゴミ屋敷は、部屋の片付けが行き届かずゴミが増えていき、徐々にゴミ屋敷化していきますが、物屋敷からゴミ屋敷化することもあります。
物屋敷にはものが多く生活が不便なため、ゴミを捨てるのが難しくなりゴミ屋敷になることも少なくありません。
健康被害が出る可能性がある
部屋がいっぱいになっていてもゴミ自体は少ない物屋敷ですが、物屋敷の状態が続くと部屋の掃除も難しくなるでしょう。
使っていないものが同じ場所に置かれ続けることでホコリが溜まっていき、害虫や悪臭が発生し、健康被害が出ることもあります。
物屋敷の状態でも、清潔をキープできるのであれば問題ないですが、何もしなければ徐々に悪化していくものです。
健康に過ごすために物屋敷の状態から脱却しなければなりません。
物屋敷は火事のリスクが高いため
物屋敷は清掃するための動線が塞がれていることも多く、ホコリが溜まりやすいです。
特にコンセントと電源プラグの間に溜まったホコリによって発火する、トラッキング現象が発生することがあります。
物屋敷ではコンセントの周りにものがたくさんあり、コンセントが差しっぱなしの状態になっていることも多いです。
また、暖房器具が原因となり、火が家具やカーテンに燃え移ることもあるため、物屋敷は火事のリスクが高まります。
物屋敷の片付け方とは?
物屋敷の片付け方について以下の6つを解説します。
-
期限を決めて片付ける
-
処分するものの基準を決める
-
足場を確保しながら片付ける
-
1箇所ずつ片付けていく
-
ゴミ出しの日程を考慮して片付ける
-
不用品回収業者を利用する
期限を決めて片付ける
物屋敷の片付けに取り組む際は、期限を設けましょう。
期限を決めなければダラダラと片付けを進めてしまい、進捗がわかりづらくなります。
片付けに取り組んでいるはずなのに目に見える成果がなければ、物屋敷の片付けが頓挫しかねません。
処分するものの基準を決める
物屋敷の場合、ゴミは正しく処分されていることが多いです。つまり、使っていないものをゴミと判断できていない点に問題があります。
同じようなものや、ある程度の期間使っていないものに対して基準を設けてゴミと判断し処分しましょう。
基準を決めても処分を拒んでしまうのであれば、「今処分したら再度購入することになるか」という基準で考えましょう。
購入するほどではないと感じ、すんなり捨てられるようになることがあります。
足場を確保しながら片付ける
物屋敷には適切な数を超えた量のものが置かれているため、うまく空間を使ってものを置いていると捉えることもできるでしょう。
そのため、無闇に物屋敷を片付けようとすると、むしろ散らかっているように感じることもあります。
散らかってしまうと動きが取りづらくなるため、足場を確保するように片付けを進めましょう。
1箇所ずつ片付けていく
物屋敷の片付けは1箇所ずつ進めていくのがおすすめです。
たくさんのものに囲まれている物屋敷では、少し片付けても進み具合を判断しづらいものです。
きれいになっていることが目に見えることで、片付けを進めるモチベーションにもつながるため、特定の箇所から徐々に片付けていきましょう。
ゴミ出しの日程を考慮して片付ける
ゴミ出しの日程を考慮しなければ、必要なものと処分するものの仕分けが終わっても、一定の期間不要なゴミと生活しなければなりません。
片付けの期限を決める際にゴミ出しの日程から逆算しておけば、スムーズにゴミを捨てられます。
不用品回収業者を利用する
大量の不用品を捨てるのに不用品回収業者の利用がおすすめです。
物屋敷から出るゴミの多くは粗大ゴミになるため、すぐ自治体に回収してもらうのは難しいです。
不用品回収業者を使えばすぐに粗大ゴミを引き取ってもらえて、重いものを搬出する必要もないため楽に処分できます。
物屋敷を片付ける際の注意点
物屋敷を片付ける際は以下の3つに注意しましょう。
-
リサイクル料金が必要な家電に注意する
-
自治体では大量のゴミを一度に処分できない
-
物屋敷の実家を勝手に片付けるのはNG
それぞれ解説します。
リサイクル料金が必要な家電に注意する
家電リサイクル法の対象品目である冷蔵庫・冷凍庫、テレビ、エアコン、洗濯機・乾燥機は自治体に回収してもらうのが不可能です。
リサイクル料金を支払い、指定業者に引き取ってもらう必要があります。
粗大ゴミと勘違いされがちですが、適切な方法で処分しなければならないため覚えておきましょう。
自治体では大量のゴミを一度に処分できない
自治体では大量のゴミを一度に処分できません。
数回に分けてゴミステーションに出したり、ゴミ処理場に自己搬入する必要があります。
一度に大量のゴミを処分したい場合は不用品回収業者を利用するのも一つの手です。
物屋敷の実家を勝手に片付けるのはNG
高齢者はゴミ屋敷や物屋敷になりやすく、実家が物屋敷になっている方もいるかもしれません。
しかし、物屋敷になった実家を勝手に片付けてはいけません。
一見いらないものだと思っても、本人にとって大事なものもあります。
親子喧嘩の火種になることもあるため、実家を片付けたいのであれば説得して、物屋敷のリスクを理解してもらいましょう。
物屋敷の片付けに業者を利用するメリットとは?
物屋敷の片付けには不用品回収業者の利用がおすすめです。3つのメリットを解説します。
-
定額プランを利用すれば安く処分できる
-
自治体よりも素早く処分できる
-
処分のために分別する必要がない
定額プランを利用すれば安く処分できる
不用品回収業者には定額で利用できるプランがあります。
不用品単体を処分する場合、費用が高くなりがちなため、定額プランを利用して一個あたりの処分単価を安くしましょう。
自治体よりも素早く処分できる
物屋敷で発生するゴミの多くは粗大ゴミになりますが、自治体で粗大ゴミを処分する場合、依頼してから数週間必要です。
一方、不用品回収業者に依頼すれば、最短即日で依頼できます。
引越しシーズンや大掃除シーズンは繁忙期となりますが、繁忙期でなければ即日対応してもらえる可能性も高いです。
せっかく片付けたのに、部屋の中が処分前のゴミで圧迫されるのを避けたい方は、不用品回収業者を利用しましょう。
処分のために分別する必要がない
不用品回収業者は分別する必要がありません。
ゴミの回収を自治体に依頼すれば安く処分できますが、分別の労力がかかります。
物屋敷から大量のゴミが出ると、分別にも時間を取られるため、手間をかけたくない方は不用品回収業者がおすすめです。
まとめ:物屋敷の片付けに困ったら業者の利用がおすすめ
物屋敷を脱却するのに不用品回収業者がおすすめです。
手間をかけずに処分でき、不用品が増えても定額で処分できる点も魅力的です。
エコトミーでは不用品回収を行っていますので、物屋敷で発生した大量のゴミにお悩みの方はぜひご利用いただければと思います。
物屋敷から脱却し、快適な生活を送りましょう。