大型家具の正しい捨て方とは?費用相場や部屋から出せない家具の対処法も
生活に必要な家具には、持ち運びが難しいほど大型なものもたくさんあります。例えば以下などが大型家具として挙げられます。
- ベッド
- ソファ
- テーブル
- 椅子
- テレビボード
- 食器棚
- カラーボックス
- タンス
どれも生活には欠かせませんが、いざ処分するとなると手間がかかることも少なくありません。そもそも、どのように捨てるべきかわからない方もいることでしょう。
本記事では、大型家具の正しい捨て方や処分にかかる費用の相場、部屋から出せない家具の処分方法も解説します。
この記事を読むための時間:5分
大型家具の正しい捨て方とは?
大型家具の8つの捨て方を紹介します。時間が取れない、運び出せないなどの都合があると思うので、自分に合った方法で処分しましょう。
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自治体に回収してもらう
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細かくして可燃ごみとして処分する
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持ち込み処分してもらう
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買い替えのサービスとして販売店に引き取ってもらう
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リサイクルショップで買い取ってもらう
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フリマアプリやネットオークションに出品する
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引越し時に引越し業者に引き取ってもらう
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不用品回収業者を利用する
それぞれ解説します。
自治体に回収してもらう
粗大ゴミとして自治体に回収してもらうのが一般的な処分方法です。
自治体に連絡し、回収の予約を取ります。予約当日の朝に自治体が回収してくれるので、指定の場所に運んでおきましょう。
回収してもらうものや自治体によって料金に違いがあります。数百円〜千円程度で購入できるゴミ処理券をゴミに貼り付ける形で支払いを行います。
安価で回収してもらえるものの、運び出す手間がかかるのと、日程や時間を指定できないことがデメリットといえます。
細かくして可燃ごみとして処分する
大型家具を細かくすることで可燃ごみとして処分できる場合があります。
テーブルや椅子など、木製のものが挙げられますが、ゴミ出しのルールは自治体によって決められているため、必ずしもこの方法で処分してもらえるとは限りません。
手間がかかりますが、お金をかけずに処分したい方におすすめの方法です。
持ち込み処分してもらう
自治体の処理施設に直接持ち込んで処分してもらう方法もあります。
こちらも必要はかかりますが、自治体に回収に来てもらうよりも安価で引き取ってもらえることが多いです。
平日の日中であれば対応してもらえることが多く、運搬する手段があり、粗大ゴミがたくさんある方におすすめです。
買い替えのサービスとして販売店に引き取ってもらう
家具の量販店で買い替える場合、サービスの一環として販売店が引き取ってくれる場合があります。
購入した家具を運んでもらうタイミングで引き取ってくれるため、家具がなくて生活に困ることも、不要になった家具によって部屋を圧迫されることもなく、便利なサービスといえます。
お店や購入した家具によって、サービスの有無や料金に違いがあるため、買い換える際に確認しましょう。
リサイクルショップで買い取ってもらう
家具の処分を考えているものの、まだ使用できる状態であればリサイクルショップで査定してもらいましょう。
リサイクルショップは出張査定が対応可能なお店もあり、金額に同意できればそのまま引き取ってくれるため手間がかかりません。
値段が付かないこともありますが、きれいな状態の家具であれば査定を依頼してみる価値はあります。
フリマアプリやネットオークションに出品する
リサイクルショップと同様に、ネットに出品するのも手です。フリマアプリやネットオークションは自分で値段を設定できるのがメリットです。
ただし、発送に費用がかかったり、梱包の手間がかかることもあります。大型家具は送料が高くなるため、その点も考慮しておきましょう。
引越し時に引越し業者に引き取ってもらう
引越し時に家具を処分したいと考えているのであれば、引越し業者に引き取ってもらいましょう。
引越しの延長線上で行われるため楽に手続きでき、運び出す手間もかかりません。しかし、すべての引越し業者が不用品の回収に対応しているわけではなく、対応可能でも追加料金を取られることもあります。
不用品回収業者を利用する
不用品回収業者に依頼すれば、大型家具を容易に処分できます。
大型家具は捨てるのが物理的に難しく、すぐに処分したい方は苦労してしまいますが、不用品回収業者であれば、即日の依頼でも対応可能です。
搬出が難しいものも引き取ってもらえるため手間がかかりません。重たい家具を運び出せない方や、すぐに処分してもらいたい方におすすめの方法です。
【捨て方別】大型家具の費用相場を解説!
大型家具の費用相場を捨て方別に解説します。
処分方法 | 費用相場 |
自治体に回収してもらう |
数百〜1,000円程度 粗大ゴミ処理券の購入費用がかかる |
細かくして可燃ごみとして処分する |
1,000円〜 解体に必要な作業工具と粗大ゴミ処理券の購入費用がかかる |
持ち込み処分してもらう |
数百〜1,000円程度 粗大ゴミ処理券の購入費用がかかるが自治体に回収してもらうよりは安価 |
買い替えのサービスとして販売店に引き取ってもらう |
無料〜5,000円程度 販売店や家具によって違いがある |
リサイクルショップで買い取ってもらう |
無料 買い取ってもらえると売上が発生する |
フリマアプリやネットオークションに出品する |
無料 買い取ってもらえると売上が発生するが、手数料や送料が発生する |
引越し時に引越し業者に引き取ってもらう |
無料〜数千円 対応してもらえない場合もある |
不用品回収業者を利用する |
数千円〜 プランによって点数が増えると1つあたりの金額が安くなる |
手間をかけると安く処分でき、楽に処分すると費用が高くなります。処分するものによって具体的な金額は変わりますが、参考にしていただければと思います。
部屋から出せない大型家具の捨て方とは?
女性や高齢の方で、家具が重たくて部屋から出せない場合は、自治体に引き取ってもらうのが難しくなります。
- 家具の買い替え時に販売店に引き取りを依頼する
- リサイクルショップの出張買取を使う
- 引越し時に引越し業者に引き取りを依頼する
- 不用品回収業者を利用する
上記の方法で処分するとよいでしょう。
家具のサイズが大きく物理的に運び出せない場合は、家具を解体しなければなりません。不用品回収業者に事情を説明して解体を手伝ってもらい、引き取りまで依頼できる場合もあります。
大型家具の処分を不用品回収業者に依頼するメリットとは?
大型家具を不用品回収業者に処分してもらうメリットとして、以下の4つが挙げられます。
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手間をかけずに回収してもらえる
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価値があるものは買い取ってもらえる
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即日対応してもらえる
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他の不用品もまとめて回収してもらえる
手間をかけずに回収してもらえる
不用品回収業者に回収してもらうのが、大型家具を最も手軽に処分してもらう方法です。
大型家具は一般的な不用品よりも処分に手間がかかりますが、ゴミの処分に手間をかけたくない方は決して少なくありません。
外への運び出しや日程の調節、梱包などの作業を行わずに済むため手軽に依頼できます。
価値があるものは買い取ってもらえる
不用品回収業者は引き取り以外に買取を行っている場合も多いです。新しいものや状態がよいものであれば、買い取ってもらえるためお得に利用できます。
買取を依頼する際は古物商許可証を取得している業者を選びましょう。
即日対応してもらえる
自治体に依頼すると、自治体が指定したタイミングで引き取ってもらうことになります。また、ネットで売却する場合もいつ売れるかわかりません。
不用品回収業者の都合が空いてれば即日の引き取りも可能で、回収までの時間がかかりません。
そのため、引越しなどで早く引き取ってもらいたい方におすすめです。
他の不用品もまとめて回収してもらえる
複数の不用品や粗大ゴミを処分したい方にもおすすめです。
売れそうなものはフリマアプリで出品し、売れなさそうなものは自治体に処分してもらう、というように複数の手段で処分しようとすると面倒です。
不用品回収業者に依頼すればまとめて引き取ってもらえます。また、積み放題サービスを利用すればお得に回収してもらえるでしょう。
まとめ:大型家具の捨て方に迷ったら不用品回収業者を利用しよう
大型家具は処分に手間がかかるため、不用品回収業者の利用がおすすめです。複数の粗大ゴミを処分する場合はまとめて依頼しましょう。
エコトミーは東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県の一都三県で不用品回収を行っています。
即日の対応も可能で、不用品が多い場合はプランもご利用いただけます。大型家具の処分にお困りの方はぜひご利用くださいませ。
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