ゴミを減らす工夫を生活ゴミ・生ゴミ・プラスチックゴミなどに分けて紹介!
日本では一般家庭から年間3,00万トンものゴミが排出されており、20年後には最終処分場への埋め立て処分ができなくなるともいわれています。
そのため、未来に向けて少しでもゴミを減らすための工夫を行わなければなりません。
2020年にレジ袋が有料化され、マイバッグを持ち歩く人が増えたものの、もっと手軽に始められる工夫もあります。
また、ゴミを減らす工夫は環境によいだけでなく、家計の節約にもつながり一石二鳥です。今すぐに取り組める工夫もたくさんあるので、実践してみましょう。
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【ゴミを減らす工夫】生活ゴミに対してできることとは?
ゴミを減らす工夫を生活ゴミに絞って4つ紹介します。
- コンビニでお箸やスプーンを貰わない
- 不要なものはフリマサイトで売る
- 使い捨てを減らす
- 壊れたものを修理して使う
コンビニでお箸やスプーンを貰わない
コンビニで弁当を購入した際にお箸やスプーンをつけてもらうことがありますが、それを断ることで生活ゴミを減らすことが可能です。
プラスチック削減のためにスプーンやフォークを有料化したコンビニもあり、マイバッグ同様にマイスプーンなどを持ち歩く習慣をつけるとよいでしょう。
どの自宅でも割り箸が余っていることは多く、使わずに捨ててしまうのはもったいないので、余っている割り箸を持ち運び、コンビニでもらうことなく利用しましょう。
不要なものはフリマサイトで売る
不要になったものをすぐに処分しようと考える方は少なくありません。しかし、一度立ち止まってまだ使えないか確認してみましょう。
まだ使える状態のものであればフリマサイトに出品するのも、生活ゴミを減らすための手段としておすすめです。
自分にとってはいらないものだったとしても、探し求めている方がいる可能性があります。フリマサイトで売ればゴミを減らせるだけでなく、収入にもなるため一石二鳥です。
使い捨てを減らす
先ほど紹介した割り箸やプラスチックのスプーンは使い捨てになります。これら以外にも日頃から利用している使い捨て用品は多いため、極力使わないようにしていきましょう。
たとえば、いつもペットボトルで飲み物を購入していたところ、マイボトルを使うようになると、ペットボトルのゴミが減るだけでなく、節約にもなるでしょう。
ほかにも、使い捨てラップを繰り返し使えるシリコンラップを利用するのも、生活に取り入れやすいでしょう。
壊れたものを修理して使う
使っていたものが壊れたからといって、すぐに捨ててしまうのはもったいないです。
洋服が破れたり、ボタンがとれてしまっても縫い直すことで再び使えるようになります。
洋服以外にも、靴や家具は修理して使えるものとして挙げられます。リペアすることで使い続けられるものは多々あるため、すぐに捨てようとせずに修理できないか検討してみましょう。
【ゴミを減らす工夫】生ゴミに対してできることとは?
生ゴミを減らすための工夫として、以下の3つが挙げられます。
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食品ロスをなくす
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野菜の芯や皮を活用する
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生ゴミ処理機を購入する
それぞれ解説します。
食品ロスをなくす
食品ロスとは、食べられるにもかかわらず、食べずに捨ててしまう食べ物のことです。
特に日本では食品ロスが顕著で、食べられるものを大量に破棄しています。コンビニなどで、賞味期限が違い弁当やパンを割引して販売しているのは、食品ロスをなくすための取り組みともいえます。
家庭でできるゴミを減らす工夫として、食べる分だけの食材を購入して使い切ることが大切です。
買い物に行く際は冷蔵庫の中に何がどれくらいあるのか確認しておきましょう。
また、スーパーに並んでいるものの中でも、すぐに使い切れるのであれば期限が近いから購入することで、お店で廃棄されずに済みます。
野菜の芯や皮を活用する
野菜の芯や皮は生ゴミとして処分しがちですが、活用することで生ゴミを減らせます。
たとえば、大根の葉っぱやキャベツの芯など、捨てられがちな部位にも栄養は豊富です。普段廃棄していた部位を活用したアレンジレシピを作ってみることで、健康にも環境にもよい取り組みとなります。
オーソドックスで簡単な方法として、スムージーにするのがおすすめです。
生ゴミ処理機を購入する
生ゴミ処理機を利用するのもおすすめです。
乾燥式、バイオ式の2種類があり、生ゴミを乾燥させ処分しやすくしたり、微生物に生ゴミを分解してもらったりという仕組みです。
コンポスターを利用すれば電気を使わずに生ゴミを減らせるだけでなく、肥料として再利用できるようになります。
【ゴミを減らす工夫】プラスチックゴミに対してできることとは?
プラスチックゴミを減らすための工夫を2つ紹介します。
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マイバッグを持ち歩く
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詰め替え用ボトルがある容器を使う
マイバッグを持ち歩く
プラスチックゴミを減らすためにマイバッグを持ち歩きましょう。
レジ袋が有料化されてマイバッグを持ち歩くようになった方は多いですが、1枚数円で購入できるため気にせず購入する人もいます。
レジ袋は1度使って処分することも多く、ゴミが増えるだけでなく無駄な出費にもつながります。
詰め替え用ボトルがある容器を使う
プラスチック製の容器類は詰め替えできるケースが多いです。
たとえば、シャンプーやハンドソープ、洗剤などは詰め替え用ボトルが販売されており、本体ごと買い換えるよりも安く購入できます。
容器はサイズが大きいため、詰め替え用にすることでゴミの量を減らせます。
【ゴミを減らす工夫】子どもにできることとは?
ゴミを減らす工夫は子どもと一緒に考えるものおすすめです。ゴミを減らすことは未来に大切なことで、ゴミ捨てに対する意識を教育するのは必須といっても過言ではないでしょう。
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ゴミの分別を教える
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ものを大切にする
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給食を残さない
それぞれ解説します。
ゴミの分別を教える
ゴミの正しい捨て方がわからない子どもには、ゴミの分別を教えましょう。
ゴミがどのように処分されるのか伝え、ゴミを分別したり、リサイクルできるものを教育したりして知識をつけていきましょう。まずは燃えるゴミと燃えないゴミを区別するところからスタートしましょう。
ものを大切にする
子どもの頃からものを大切にする気持ちも育んでいくことは重要です。
豊かな日本で生活を続けていると、ものがあって当たり前という気持ちが根付いてしまいます。
食べ物や道具などに恵まれず生活している人も海外にいます。そのような方の気持ちを考えさせ、もの大切にする意識をすることで、ゴミの排出量は減少するでしょう。
給食を残さない
ものを大切にするのと同様に、給食を残さないように指導することも大切です。
特に食品ロスが多い日本では、給食を残さず食べることで食品ロスに対して子どもの頃から意識させられます。
当たり前のように処分している方はいますが、子どもの頃から教育することで、自分で料理する立場になったときに食材を大事にできることでしょう。
まとめ:環境のことを考えてゴミを減らす工夫を続けよう
環境を守るために、家庭でできることはたくさんあります。たとえ小さな工夫であっても、積み重ねていくことでゴミの量は減らせます。
ゴミの量を減らすことは、環境によいだけでなく節約にもつながる場合が多いため、さまざまな面からおすすめできます。今すぐに始められることもあるため、ゴミを減らす工夫に取り組んでみましょう。
エコトミーでは粗大ゴミなど、処分が難しいゴミを回収しています。まだ使えるものであれば買取にも対応しています。
また、SDGsに取り組み環境に配慮しながら業務を行なっているため、環境に配慮した処分を依頼したい方はぜひご利用くださいませ。