年末年始にゴミは回収してもらえる?ゴミの管理方法や対策を解説
年末年始は1年で最もまとまった休みを取りやすい期間といっても過言ではありません。
特に1年の締めくくりとなる年末に大掃除を行う家庭は非常に多く、家をきれいな状態にして新年を迎えたいと考えている方はたくさんいらっしゃることでしょう。
しかし、そのような考えとは裏腹に、年末年始になると自治体がゴミを回収してくれなくなることが多いのです。
大掃除を行わなくても家庭ゴミは排出されてしまうため、どのように管理すべきかも頭を悩ませることとなるでしょう。
本記事では年末年始のゴミ出しや、ゴミの管理の仕方、対策について解説していきます。
ゴミ捨てが難しくなる年末年始を乗り越える術を覚えておきましょう。
この記事を読むための時間:5分
年末年始にゴミは回収してもらえる?
まずは年末年始のゴミの回収が、どのような仕組みになっているのか確認しておきましょう。
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12/31〜1/3は収集してもらえない自治体が多い
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ゴミ処分場への自己搬入もできない可能性が高い
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年末は大掃除によってゴミ処理場の混雑が予想される
それぞれ解説します。
12/31〜1/3は収集してもらえない自治体が多い
主に12/31〜1/3はゴミの収集が行われません。自治体によって違いがありますが、収集業務をお休みしている場合が大半になります。
曜日によっては1週間以上ゴミを回収してもらえない可能性もあるため、1週間程度のゴミを自宅で溜めておくことになるでしょう。
また、年末が近づくにつれて、ゴミ置き場に普段よりも多くゴミ出しされることが予想されます。
そのため、大掃除で多くのゴミが出そうな場合は早めに行動しましょう。
ゴミ処分場への自己搬入もできない可能性が高い
自治体で収集したゴミはゴミ処分場に運搬されるため、自らゴミ処分場に搬入することも可能です。
しかし、年末年始になるとゴミ処分場が稼働しておらず、自己搬入もできない可能性が高いです。
きれいな状態で新年を迎えられるようにするためにも、ゴミ処分場が稼働しているうちに大掃除を終わらせましょう。
年末は大掃除によってゴミ処理場の混雑が予想される
特に年末になると、大掃除で普段なかなか処分に踏み切れないような粗大ゴミを処分することもあるでしょう。
しかし、年末が近づくにつれてゴミ処理場への搬入者は増加します。年末で利用者が増える前に搬入したり、比較的利用者が少ない平日に搬入するのがおすすめです。
年末年始に回収してもらえないゴミはどう管理すべき?
年末年始に回収してもらえないゴミの管理について解説します。
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回収されない間ゴミステーションに出してはいけない
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ベランダや外に出しておく
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生ゴミは冷凍庫で保存しておく
年末年始のゴミは大掃除で出た粗大ゴミだけでなく、家庭ゴミも同様に管理が難しくなるため、本記事を参考にして自宅の清潔を保ちましょう。
回収されない間ゴミステーションに出してはいけない
ゴミステーションは一般的に、回収当日の朝でなければゴミ出ししてはいけないルールになっています。
年末年始はゴミを回収してもらえないにもかかわらず、長時間ゴミステーションに放置すると害虫や害獣に狙われやすくなります。
すぐに回収してもらえなければ、ゴミを持ち去られる危険性も高くなるでしょう。
また、タワーマンションのように24時間ゴミ出し可能な場所であれば、年末年始も気にせずゴミ出しできる可能性が高いです。
ベランダや外に出しておく
ゴミをたくさん溜めた状態で自宅に置いておくのは衛生的ではありません。置けるスペースがあればベランダや外に出しておきましょう。
年末になると気温が低いため、虫が湧いてくることは少ないですが、可能な限り密閉した状態にしておきましょう。
生ゴミは冷凍庫で保存しておく
密閉して外に出しておいても、数日放置しておくと生ゴミの臭いが気になってくるかもしれません。
その対策として、生ゴミを冷凍庫に入れて保存しておくのがおすすめです。
冷凍しておけば菌の繁殖を抑えられ、臭いに悩まされることも少なくなります。
臭いが気になりそうだと感じるものがあれば、冷凍庫のスペースが許す限り冷凍保存しておきましょう。
年末年始のゴミ出しの対策とは?
年末年始のゴミはうまく管理すれば悩まされずに済むでしょう。しかし、できることなら前もって対策しておきたいものです。
以下の5つの対策をうまく活用して年末年始のゴミ問題を乗り越えましょう。
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早めに大掃除しておく
- ゴミになりそうなものは早めに準備しておく
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コンポストを利用して生ゴミを出さなようにする
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可能な限りリサイクルに回す
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不用品回収業者に引き取ってもらう
それぞれ解説します。
早めに大掃除しておく
年末の大掃除は、どの家庭でも最終週にバタバタとこなしてしまいがちです。そのため、早めの大掃除を心がけましょう。
早めに行えばゴミの収集に悩まされることなく処分できるでしょう。
早めに大掃除しておけば、年末年始はゴミは家庭ゴミをどう管理するかだけを考えればよくなるので、悩みを減らせます。
家庭ゴミになりそうなものは早めに準備しておく
今はゴミになっていなくても、数日経過するとゴミになっているものはある程度把握できるはずです。
たとえば、魚や肉が入っていたトレイや野菜のヘタ、皮などはゴミになることが確定するでしょう。
ジップロックに入れ替える、ラップに包む、ゴミが出る食材を切っておくなど、早めに準備してゴミになるものを処分しておけば、後からゴミの量に悩まされることが少なくなるでしょう。
コンポストを利用して生ゴミを出さなようにする
コンポストを利用すれば生ゴミを堆肥にできるため、生ゴミの排出量を減らせます。
生ゴミがなくなるため、臭いを対策しながら管理する必要がないため非常に便利です。
環境にもやさしく、家庭で菜園をしている方には一石二鳥となるでしょう。
可能な限りリサイクルに回す
家庭ゴミとして処分できるものであっても、リサイクルの選択肢があるものは積極的にリサイクルしましょう。
牛乳パックや魚のトレイなどはスーパーで回収してもらえます。
洗ってきれいな状態にしておく必要があるため、家庭ゴミとして処分するより手間がかかりますが、環境に配慮しながらゴミを減らせます。
リサイクルするのが手間でやっていない方もいるかもしれませんが、これを機に積極的にリサイクルに取り組んでみてはいかがでしょうか。
不用品回収業者に引き取ってもらう
不用品回収業者に引き取ってもらうのも一つの手です。
年末に多くのゴミが出ることが予想でき、自治体を活用することが難しい場合は早い段階で不用品回収業者を予約しておけば、ゴミの処分に苦労することは少なくなるでしょう。
年末の大掃除では大量の粗大ゴミが出ることも少なくありませんが、大掃除後に自治体に回収を依頼してもすぐに対応してもらえない場合が多いです。
粗大ゴミが家に溜まっている状態で年越しするのを避けるためにも、自治体を利用する以外の選択肢も頭に入れておきましょう。
まとめ:年末年始のゴミは計画的に準備しておこう
年末年始のゴミはどの家庭でも悩む問題です。
1年で最もゴミが捨てづらくなる時期になるため、工夫して管理しましょう。
特に年末の大掃除で多くの粗大ゴミが出ることがわかっている場合は、混雑するタイミングで処分しなくていいように計画的に進めましょう。
エコトミーでは不用品回収を行なっており、運び出すのが難しい粗大ゴミから処分に困る家庭ゴミまで対応可能です。
ゴミ出しでお困りのことがあれば、小さなご相談でも受け付けておりますので、お気軽にご連絡いただければと思います。