汚い実家を片付けるコツは?無理やりはNG?汚い原因やリスクも解説
久々に実家に帰省したものの、部屋が汚くなっていて幻滅した経験はありませんか?
汚い状態だと帰る気も失せてしまうため、きれいしてほしいと思うでしょう。
しかし、無理に片付けようとすると確執が生まれることもあるため、あまりおすすめできません。
本記事では、実家が汚くなっている原因や放置するリスクを解説します。
実家が汚い方は本記事を参考にして、きれいな実家を取り戻せるように努めましょう。
この記事を読むための時間:5分
実家が汚い原因とは?
実家が汚い原因として大きく以下の4つがあげられます。
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もったいなくて捨てられない
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買い物が好き
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精神的な辛さを感じている
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認知症の可能性
実家が汚い原因として当てはまっていないか確認してみましょう。
もったいなくて捨てられない
一見ゴミのように思えるものでも、もったいないと感じて捨てられないことがあります。
例えば、子どもが小さかったときのもので、使えないものであっても親にとって大切なものもあります。
また、使うかどうかわからないものでも、捨てるほどではないと感じて取っているものもあるでしょう。
本人にとっては大事だと思っているものもあるため、子どもからすれば必要ないと思っても勝手に処分してはいけません。
買い物が好き
ただ買い物をするだけでは、部屋が汚くなることはありません。
しかし、新しいものを買うのが好きで、古いものを捨てずに買い足してしまったり、買い物という行為が好きで家にたくさんものを増やしてしまうと、片付けが難しくなり、汚部屋につながりやすいです。
処分せずに買い物を続けると、家の中がいっぱいになってしまうため、同時に減らす行為が必要になります。
精神的な辛さを感じている
実家が汚い原因は、精神的な辛さから来ている可能性もあります。
ゴミ屋敷に住んでいる人は、ゴミであってもたくさんのものに囲まれていることで安心感を覚えたり、ものを捨てることを過度に拒絶してしまう人もいます。
溜め込み症、強迫性障害、セルフネグレクトなど、さまざまな精神的な病気が関与することで片付けられなくなっている可能性があります。
認知症の可能性
認知症の可能性もあります。
認知症と部屋の汚さには関連性があり、認知症になると部屋が汚いことへの関心が薄くなってしまいます。
また、判断力が低下することでゴミ出しのルールがわからなくなり、まったくゴミを出せなくなることもあります。
以前帰省した時よりも実家が汚くなっていると感じたら、認知症のサインかもしれないため注意しておきましょう。
実家を汚いまま放置するリスクとは?
実家が汚い場合、以下のようなリスクが発生します。
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転倒や怪我のリスクがある
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健康に悪影響となる恐れがある
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ものを探す時間が増える
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火災の危険性
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家族と疎遠になりやすくなる
転倒や怪我のリスクがある
実家が汚いということは、生活の妨げになるものがたくさんある状態といえます。
ゴミやものがたくさんあることで段差ができてしまったり、地震が起きた時に倒れるものが増えたりします。
高齢になると小さなことが転倒や怪我につながることがあるため、片付けをしようとしない親にはこのようなリスクを伝えるのがおすすめです。
健康に悪影響となる恐れがある
汚い家はホコリや汚れが目立つようになります。
害虫や悪臭のきっかけにもなり、身体に悪影響を及ぼすこともあります。
アレルギーを発症したり、喘息、食中毒、虫刺されなどの原因になるため、健康に生活するためにも部屋の清潔を心がけるべきです。
ものを探す時間が増える
実家が汚くなるとものを探す時間が増えます。
ものを探す時間が長い時にしている人は少ないと思いますが、長期的に見るとその時間は非常にもったいないです。
ものを探す時間が増えるだけであれば問題ありませんが、探しものが見つからないこともあるかもしれません。
見つからずに新しいものを購入してものが増えていくと、さらにものが増えて実家の汚部屋化を助長させてしまう可能性もあります。
火災の危険性
実家が汚いということは、掃除が行き届いていないと考えられます。
コンセントとプラグの間にゴミやホコリが溜まることで静電気が発生し、火災につながる可能性もあります。
これはトラッキング現象と呼ばれ、ゴミ屋敷などで発生する火災の原因の大多数を占めています。
実家が汚ければ、火災が発生した際に燃え移るものが多いため、大火事になりやすいリスクもあります。
家族と疎遠になりやすくなる
汚い家に行きたくないのは誰もが感じることです。それは実家であっても同様です。
実家が汚いだけで家族と疎遠になることもあります。
自力で片付けしても数日で片付けられるような部屋をずっと放置してしまい、家族と疎遠になるのはもったいないです。
家が汚いというだけで、離れて暮らす家族と簡単に疎遠になってしまうため、実家を汚い状態で放置するのはよくありません。
汚い実家を片付けるコツは?
汚い実家を片付けるコツを5つ紹介します。
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無理やり片付けたり処分してはいけない
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片付けを手伝う
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使っていない子どもの部屋だけ片付ける
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きれいな部屋で過ごしてもらう
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清掃業者を利用する
それぞれ解説します。
無理やり片付けたり処分してはいけない
自分が住んでいた実家だからという理由で、勝手に片付けたり処分したりしてはいけません。
不要なものだと感じても、親にとって大事なものもあります。そのため、勝手に捨ててしまうとそれが原因となり関係性に亀裂が入ることもあります。
また、片付いていない状態でも長年過ごしているとどこに何を置いているか覚えているものです。
勝手に片付けてしまうことで、却ってどこに何があるのかわからなくなることもあるため、勝手に進めてはいけません。
片付けを手伝う
実家の片付けは両親にやらせるのではなく、必ず手伝いましょう。
汚い実家の片付けが大変なことは両親もわかっているはずです。手間がかかるためやりたくないと思っている方もいるため、手伝ってあげましょう。
手伝う前提で、片付けを説得すれば片付けを積極的に考えてくれるかもしれません。
使っていない子どもの部屋だけ片付ける
片付けの説得をしても動いてくれない場合は、自分がかつて使っていた子どもの部屋だけを片付けましょう。
片付いた状態の部屋を見せることで、片付けを嫌がる気持ちに変化がみられるかもしれません。
ただし、使っていない子どもの部屋を片付ける際も必ず許可をとってから行いましょう。
きれいな部屋で過ごしてもらう
汚い部屋の状態にもかかわらず片付けに臨んでくれないのは、汚い部屋で過ごすことのデメリットに対して鈍くなっている可能性があります。
そのため、一度ホテルなどのきれいな部屋で過ごしてもらうのがおすすめです。
清潔な状態で過ごすことによさを感じてくれるかもしれません。また、きれいな部屋で過ごして何も感じなかったとしても、汚い実家に戻った時に片付けたいと感じるかもしれません。
有効な手段となる場合が多いため、きれいな部屋を試してみましょう。
清掃業者を利用する
片付けをする体力がないのであれば、清掃業者を利用するのも一つの手です。
清掃業者であれば、ゴミ屋敷レベルの実家でも1日で片付けてもらえる場合が多いです。
清掃業者に片付けてもらえば、ゴミも回収してもらえるためすぐにスッキリした状態の実家に生まれ変われるでしょう。
まとめ:実家が汚くても無理やり片付けるのはNG
実家が汚ければ帰省するのも億劫になるため、親のためにも片付けてあげたいと思う方も少なくありませんが、無理やり片付けてはいけません。
実家は両親のものなので、両親のものを勝手に捨ててはいけません。
きちんとコミュニケーションを取り、理解してもらいながら実家の片付けを進めましょう。
エコトミーでは、片付け業務や不用品の回収を行っています。
実家の片付けでお困りでしたらサポートさせていただきますので、ご連絡いただければと思います。
0120-103-253