自宅倉庫の上手な使い方とは?収納すべきものや片付け方・きれいに保つ方法も
家に備わっている収納場所だけでは足りなくなり、自宅倉庫を利用する方は少なくありません。
本来、家の収納は十分なサイズで設計されているものですが、家族が増えたり、趣味で使用するものが多かったりと、家の収納には納まりきらない場合があります。
また、アウトドアの道具を自宅に持ち込むことで部屋が汚れないようにするために、倉庫を利用する人もいます。
さまざまな用途で使用される自宅倉庫の上手な使い方や収納すべきもの、きれいに保つ方法を解説していきます。
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自宅倉庫に収納すべきものとは?
自宅倉庫に収納すべきものとして、以下などがあげられます。
- 使っていない洋服
- 備蓄品
- おもちゃ
- 工具
- 趣味の道具
- レジャー用品
- 予備のタイヤ
- アウトドア用品
- ガーデニング道具
- 季節用品
これらは自宅倉庫での管理に適しているため、積極的に利用していきましょう。
反対に、以下は自宅倉庫への収納がおすすめできません。
- 食品
- 火気のあるもの
- 湿気が気になるもの
- 本・書類
自宅倉庫は湿気が発生しやすくなるため、収納するものは厳選しなければなりません。
自宅倉庫の片付け方とは?
すでに自宅倉庫を使っている方向けに、自宅倉庫の片付け方を解説します。
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倉庫に入っているものを外に出す
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必要なものと不用品を仕分ける
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必要なもの分類する
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収納する
倉庫に入っているものを外に出す
まずは倉庫に入っているものを外に出しましょう。
自宅の押入れやクローゼットと違い、屋外にあるだけで整理する機会は少なくなります。
倉庫をまったく整理してこなかった人が倉庫の荷物をすべて外に出すと、想像以上の量にびっくりしてしまうのではないでしょうか。
時間がかかる作業のため、時間が取れるタイミングで行いましょう。
また、倉庫の中が汚れている場合はこの段階で掃除しておきましょう。
必要なものと不用品を仕分ける
次に必要なものを不用品に仕分けていきます。
必要なため倉庫に置いていたものの、使わずに眠っていたものもあるでしょう。
基準を設けて仕分けすると早く作業が進められます。
たとえば、1年以上使っていない、今捨てても購入しようと思わない、などの基準を決めて該当するものを不用品に仕分けていきましょう。
必要なもの分類する
必要なものが決まったら分類していきます。
分類すれば自宅倉庫から見つけたり、取り出したりしやすくなります。
ものの種類や使用頻度、サイズ、重さなどで分類していきましょう。
分類作業を行うことで、どのあたりに収納すべきか想像しやすくなるはずです。
収納する
先ほどの分類を参考にして収納を進めていきましょう。
自宅倉庫は備え付けの棚だけでは収納しづらいため、ラックを用意しましょう。また、ケースやボックスの活用も有効です。
不要なものを処分して収納するため、倉庫内にゆとりがある状態で収納できるはずです。
自宅倉庫の上手な使い方とは?
自宅倉庫の上手な使い方を紹介します。意識するポイントがたくさんあるため、できる範囲で取り入れてもらえればと思います。
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通路を確保する
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使い方を決める
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空間を仕切る
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出し入れしやすい状態にする
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収納する高さを考慮する
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常に余裕がある状態にする
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ものの重量に応じて収納場所を決める
上記の7点を解説します。
通路を確保する
自宅倉庫の使い方で最も重要なのが、通路の確保です。
通路が作れないほど小さい倉庫もありますが、一般的には広々としていてものを取り出すときもしまうときも倉庫に入って作業します。
通路を確保せずに入り口付近までパンパンに詰め込んでしまうと、奥に入れたものを取り出せなくなります。
倉庫の中で余裕を持って身動きが取れるようにするため、通路の確保は必須です。
使い方を決める
自宅倉庫を使う際は事前に使い方を決めておきましょう。
不要なものが出てきたらとりあえず倉庫に入れる、というような考え方はNGです。
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倉庫に収納していいものと悪いもの
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整理するタイミング
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ものの配置
上記などを利用者と話し合っておきましょう。そうすることできれいな状態が保たれ、倉庫の中にゴミが増えることもなくなります。
空間を仕切る
自宅倉庫は奥行きも高さも活用できるため、空間をいかに仕切るかが重要です。
倉庫は棚が設置されていますが、それだけで上手に収納するのは難しいです。
ラックやカラーボックスを複数用意して収納していきましょう。
空間を仕切ることなく、荷物の上に荷物を重ねてしまうとどこに何を収納したのかがわかりません。
収納したものをすぐに確認できる状態が理想です。
出し入れしやすい状態にする
倉庫は出し入れしやすい状態にしておきましょう。そのためには、倉庫内に荷物を入れすぎてはいけませんし、導線の確保はマストと考えられるでしょう。
たとえばタイヤのように重いものは出し入れが難しいです。そのため、専用のタイヤラックを活用すれば収納しやすく、出し入れも簡単になります。
他にも重いものを収納する際にキャスター付きのラックを使えば、楽に運び出せるようになるでしょう。
収納する高さを考慮する
収納する際は高さも考慮しておきましょう。
重量のあるものが高い位置にあると、万が一落ちてきた時に危険なため、極力低い位置で管理しましょう。
また、低い位置は湿気が溜まりやすいです。
湿気に弱いものは極力自宅で保管すべきですが、倉庫の中でできるだけ湿気を避けたいのであれば高い位置に保管するのがおすすめです。
また、自宅倉庫を子どもも利用するのであれば、子どものものは目線に合わせて低めの位置で保管しましょう。
常に余裕がある状態にする
倉庫の容量は常に余裕がある状態をキープしましょう。
常に倉庫内のスペースがなく、無理やり押し込んでしまうと必要なものが奥に追いやられてしまい、使用頻度で仕分けした状態が崩れてしまいます。
同じようなものを倉庫に追加する際は、どちらか一方を処分し、倉庫で管理するものを増やしすぎないように定期的に捨てる作業も行いましょう。
自宅倉庫をきれいに保つ方法とは?
自宅倉庫をきれいに保つために、以下の2つを頭に入れておきましょう。
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利用者でルールを共有する
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定期的に片付ける
それぞれ解説します。
利用者でルールを共有する
利用者でルールを共有しましょう。
家族で利用する場合、誰でも倉庫に荷物を置けるため乱雑に収納される可能性があります。せっかくきれいに収納されている状態が崩れてしまうのはもったいないです。
また、一度状態が崩れてしまった倉庫をすぐに元の状態に戻すことはできません。
たとえば、カラーボックスにラベルを貼りつければ、中身を確認しなくても何を収納しているのかすぐに理解できます。
利用者全員できれいな状態をキープできるように協力してもらいましょう。
定期的に片付ける
倉庫の定期的な片付けは必須です。
捨てる作業を行わない限り、倉庫の中は増え続けるため使い勝手が悪化します。
定期的に片付けしなくても、倉庫から荷物を取り出すタイミングで、目に入ったものを「どれくらい前に使ったか」「次にいつ使いそうか」とチェックするだけでも効果があります。
ものが増えすぎないように片付けの機会を設けましょう。
まとめ:自宅倉庫はルールを決めて適切に使用しよう
自宅倉庫はルール決めが必須です。利用者でルールを共有し、きれいな状態を保てるように協力してもらいましょう。
また、倉庫には詰め込みすぎず、常に余裕のある状態をキープしましょう。
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